【礼拝のみ言】

天一国二年天暦閏9月17日(陽暦2014年11月9日)

説教タイトル:「 氏族的メシヤの旗を揚げよう! 」
説教者:入山聖基教会長
 今からは、氏族圏が発足するのです。神様が主管するのではなく、皆さんの一族を天国氏族化する時代に入っていきます。ですから、先祖が役事して、我知らず統一教会に行くようになるのです。春が訪れれば、葉が無理やり生えるのではありません。自然に生えるのです。ですから、徐々に朝日が昇るその世界が目前に迫ってきたので、解放された姿で、神様の子女の名分を中心として、威風堂々と天地の大主人として闘いに出るのが私たちの義務であり、使命だというのです。
氏族的メシヤの責任を果たしてこそ、国に入籍できます。国に入籍し、世界に入籍して、真の父母が主体であれば、世界の家庭が客体として一つになり、神様に侍ることのできる家庭を献納してこそ、天宙的祝福家庭の理想が形成されます。それが地上天国と天上天国です。

「新天聖経 第12篇 天一国 第三章」より

【説 教】

今日は、天暦閏9月17日ですが、今年は9月が2回重なっています。この9月が2回重なるのは171年振りだそうです。陰暦9月13日が名月といいますが、今年は2回来たと話題になり、ミラクルムーンと言われていますね。奇跡の月です。
暦を中心として考えてみますと、私たちは天一国時代を生きています。天一国は基元節から始まりました。そして私たちは、天一国時代の暦である天暦に侍りながら生活しています。そのことがどれだけ天運があるかを考えてみたいと思います。
神様は万物を創りましたが、万物の中で一番価値があるのは何でしょうか。それは時間です。時間はお金で買えません。戻ってきませんね。この時間を創られたのは神様です。
しかし、実生活では、西暦に馴染んでいますね。西暦はイエス様の誕生を起点としたイエス暦です。暦は世界にたくさんあるのに、結果として、その暦に侍った国や民族が世界的に一番発展したのです。それで、西暦が世界のスタンダードになったのです。その暦に天運があったということです。
だとすれば、天暦にはどれだけ天運があることでしょうか。天暦を数えながら生活するだけでも、たいへんな天運を受けているのです。天暦がどこから生まれてきましたか。真の御父母様の勝利によって、神様の復帰摂理の勝利によって創られたのです。
真の父母様は、何を勝利されたのでしょうか。真の父母様の勝利とは、神様と人類の解放闘争の勝利なのです。人間は堕落することによって、何が変わったのでしょうか。外的には変わっていませんが、内的には天地の差があったと言います。それは位置を失ったということです。
神の子女という位置から、サタンに主管された“僕の僕”の位置に落ちてしまいました。それはどれほど悔しく、悲しく、惨めな位置でしょうか?この差をはっきりと知るのは、霊界に行ってからです。それは、奴隷の位置です。歴史を見れば、黒人の多くがそのみじめさを味わってきました。肌が黒いというだけで、彼らは人間扱いされず、家畜のような売買の対象となりました。
奴隷貿易は、15世紀末にはじまり、リンカーン大統領による奴隷制廃止まで、約400年間続きました。この間、人身売買の数は最大で4000万人にもなったといいます。何世代もそういう時代が続いたその恨みがどれほどだったでしょうか。それでも解放の時は来ました。
しかし堕落して、罪の奴隷となった人間に解放はありませんでした。天の父母様は人類がどのような道に行くのか知っていました。それで、人類解放の摂理を展開してこられたのです。そして、真の父母様は、生涯をかけて、血と汗と涙を流しながら、ついにそれを勝利されたのです。私たちは、考えられない恩恵を受けたのです。
それを可能にしたのは、愛の力でした。神様は人類の真の父母です。その父母から生まれる愛が、その奇跡を起こしたのです。それは、最高の感動のストーリーです。最近、感動していますか。私たちの心が乾いてはいけませんね。神様に対する感謝の心を常に持っていなければなりません。神様が私たちを救ってくださったのが、一番感動することではないでしょうか。真の御父母様は、神様の愛を知っていたが為に、犠牲をされながら人類の解放の道を開いてくださいました。
私たちは神様の愛、真の父母様を相続しなければなりません。マザーテレサは、道端に倒れている人の傷口にわくウジ虫をちゅうちょなくとってあげたといいます。ところが若い修道女たちはできません。それでその人にこう言いました。「ごめんなさいね。あの子たちは、愛は知ってるけれどもまだ実践できないの。」
私たちも同じ姿かもしれません。私たちは、真の父母様から愛をたくさん学びました。しかし、どれだけ実践できているでしょうか。これから愛を学び終わって実践する時ですね。子女の解放なくして父母の解放はありませんでした。人類の解放なくして神様の解放はなかったのです。そのために真の父母様は、人類の解放の道を歩まれました。真の父母様はそれを勝利され、全てを成して聖和されたのです。
ですから、天一国時代とは、人類解放時代です。その天一国時代に最初に入る恩恵を受けたのが私たちです。いま、堕落人間が解放されるのに条件がなくなりました。祝福を受ければ、誰でも神の子女になることができます。受けられない人がいますか?肌の色、宗派、関係ありません。祝福を受けられない人は誰もいません。牢獄の門はすでに開いているのです。
なのに、なぜ、出てこないのでしょうか?多くの人が心の病、愛の病で苦しんでいるのに。それは、時代が変わったことを知らないからです。教えてあげる人が現れていないからです。
小野田さんという方は、戦争が終わっても、30年間もフィリピンの山中にいました。実は、ラジオを聞いたり、新聞を読んでいたりして、東京オリンピックの開催も知っていたそうです。それでも、横からの情報では確信には至らないのですね。直属の上司から聞いてやっと出てきたのです。
同じように、直接伝えてあげないといけません。神と人類の解放釈放の時代が来たことを教えるのが氏族的メシヤの使命と責任なのです。神様は地上の摂理を成すために、かならず地上の中心人物を立てられます。
今、真のお母様が立っておられます。そして、氏族的メシヤとは、一人一人、家庭がみな中心人物なのです。原理講義でたくさんの中心人物のことを学んだのは、私たち一人ひとりが中心人物となるためだったのです。今は、氏族的メシヤの「旗を揚げる」時です。
「旗を揚げる」とは辞書でひきますと、
1、兵を集めて戦いを起こす
2、新しい事を起こす
という2つの意味があります。
季節が違えば種を蒔いても実りません。今がまさにその時なのです。一人一人、祝福家庭が氏族的メシヤの旗を揚げましょう!そこから霊界の協助が始まります。天の摂理が始まるのです。
2000年前、ペテロは、自分の命が否定できずに裏切ってしまいました。しかし、イエス様の十字架以後は完全に自己否定し、イエス様を証して生きてきました。自己否定の反対は、自己主張です。弟子たちは自己主張をしていたのでイエス様に侍ることが出来ませんでした。しかし、イエス様の十字架の後は自己否定の生涯を歩みました。
私たちはどうでしょうか。真のお父様が聖和されたのですから、自己否定の道を行くべきです。それなのに、いまだに自己主張をしては、2000年前の弟子たち以下になってしまいます。今回、真のお母様より表彰を受けたタイのドクター・レク宣教師は、国家的迫害で21ヶ月も投獄されながらも伝道をやめず、貧しい子どもたちに奨学金をあげてその父母を伝道し、430家庭を勝利したそうです。
私たちもそうした信仰に学び、必ず氏族的メシヤの使命と責任を果たして参りましょう。