【礼拝のみ言】

天一国二年天暦10月2日(陽暦2014年11月23日)

説教の前に徳野会長の映像メッセージがありました。
説教タイトル:「 真の子女の行く道 」
説教者:入山聖基教会長
 「真の父母の日」ができることによって、「真の子女の日」ができ、真の家庭の日、真の国家の日、真の世界の日、真の天宙の日、真の神様の解放まで連結されるのです。ですから、どの時代においても、真の父母の名前がなくては連結できないのです。
皆さんの目は、まず真の父母を見たかったのです。どれほどこの目が、涙を流したか分かりません。鼻が真の父母の胸で、真の父母の香りを嗅ぎたかったのです。偽りの父母に出会ったことをどれほど恨み嘆いたか分かりません。この口は真の父母の言語を話し、真の父母の乳を飲みたかったのに、偽りの父母から嘘を習い、偽りの伝統を立てたのです。
この耳は真の父母の言葉を聞きたかったのです。この手は真の父母の胸に触れ、真の父母の手を取りたかったのです。それなのに、偽りの父母と怨讐にたぶらかされ、恨を抱いた手になったのです。開こうとしても開くことができず、握ろうとしても握ることのできない恨の手になったのです。

「1995年3月31日 サンパウロ宣言」より

【説 教】

昨日、第55回真の子女の日を迎えました。真の父母がいなければ、私たちが真の子女という位置に立てませんでした。神様の子女の位置を失った立場は、どれほど惨めで悔しい立場でしょうか?
先日、24歳の母親が3歳の娘を川に捨てたニュースがありました。子供を捨てて、親の位置を全う出来なかった母親も惨めであり、3歳で人生を終えていく娘もまた惨めで悔しい悲惨な立場です。これが、神の子女の位置を失ってしまった人間の姿です。
真の父母様は、私たちを神の子女の位置に立てるために、生涯犠牲の道を歩まれたのです。そうして与えられたのが、私たち祝福家庭の位置だということを忘れてはいけません。そしてこれからは、位置にふさわしい内容を持っていかないといけません。
祝福家庭も、二世も、その位置は与えられたものであり、内容はまだ伴っていないのです。ですから、祝福を受けただけで自己満足し、止まってしまうことはできません。ですから、真の子女の日は、感謝と祝賀と同時に決意の再出発の日にしましょう。そして、私たち祝福家庭の同士は、兄弟姉妹として生きていかなければいけません。
お父様の自叙伝では、こう書かれています。「世界平和とは、その言葉どおりに雄大なものではありません。家庭が平和であってこそ社会が平和になり、国家間の葛藤(かっとう)が消え、それがあってこそ世界平和への道が開かれます。ですから、完全な家庭こそが重要であり、家庭の責任はそのくらい大きいのです。『私さえ幸せに暮らせばよい、私の家庭さえ守ればよい』という言葉は、私の辞書にありません。」
「兄弟とは何でしょうか。神様はなぜ、私たちに兄弟を下さったのでしょうか。兄弟は全世界の人類を象徴します。私たちは家庭の中で兄弟を愛する経験を通して、人類を愛する人類愛、同胞愛を学びます。兄と姉を愛する心がそのように広がるのです。お互いに愛を分かち合う家庭の姿は、人類が互いに融和する姿と同じです。たとえ自分が空腹でも、兄弟のためにご飯を残すことのできる愛が兄弟愛です。グローバルリーダーは、まさに人類を相手に兄弟愛を施す人です。」
真の御父母様は、兄弟愛が世界平和につながっていくことを教えてくれました。私たちは、神様の子女であると同時に隣人、万民が真の子女として助け合って全体的なみ旨を果たす人ですね。今は日本全国で祝福式が多く行われています。一教区で一時に430双をするところも出てきました。
お母様が430双を意識しておられます。それは、天の願いです。一番の祝福の対象者は私たちの親です。父母に祝福の恩恵を与えていかなければいけません。それは、堕落したアダムとエバを復帰する意味があります。
今の時代は、霊界の協助の力もより強いのです。先週、統一原理2日セミナーを行いましたが、参加者40名の中で、一番前に二組の中夫婦が参加者していました。食口のご両親です。田舎から泊まりがけで参加した人もいました。
一組は青年の姉妹の親でしたが、前回の2日セミナーにお母さんが参加して、今回は夫を連れてきたのです。2日セミナーに参加しただけで、もう夫を伝道しています。しかし、お父さんは全然乗り気ではありませんでした。それで、そのお父さんはセミナーの最初、顔を伏せていました。
しかし、講義が進むにつれてだんだん顔が上がってきて、三人の中で一番、聞く姿勢がよくなりました。「そうか!」とか言いながら聞いているのです。たった2日間で、神様が自分の本当の父母だということを知りました。
そして真の父母様が救世主だとはっきり伝えました。祝福結婚は、神の家庭の理想を実現するための結婚であり、また、原罪を清算するものだと知りました。こうして、12月13日の会長ご夫妻を主礼としてお迎えする祝福式に決まったのです。夫婦参加者は100%決まりました。
これが、天一国時代の天運です。こちらが決意すれば早いのです。これから八王子でも430双祝福をしていきましょう。
2014年は、大転換の年です。転換期はその時の判断や過ごし方によって、良い方向へ行くか悪い方向へ行くか分かれるのです。今年は、第一次世界大戦100年の年です。あの時、世界は一国主義に走り、植民地の争奪戦になりました。
今年再び、その兆候が出ています。 そんな時代に戻らないように、世界が一家族として生きることを教えてくださった、真の父母様を全人類に伝えないといけないのです。私たちも一家族主義とならないよう、大家族として助け合って発展していきましょう。
私たちがこれから祝福の運勢を世界に連結するためには、まず私たちが幸せでなければいけませんね。幸せの尺度は、現実がどうというより、物の見方がかなり影響しています。共産主義者は、自然界を観て、強いものが弱いものを食べている、無慈悲な弱肉強食世界だといいました。
しかし、同じ自然界を創造原理、神様からみると、全体のために自分の食べさせている、愛の世界だというのです。統一原理はサタン世界のパラダイムを転換させました。真のお父様は、愛のパラダイムを転換した方だと思います。
お父様の自叙伝のみ言の中で、「結婚は、私のためではなく相手にためにするものです。結婚するとき、立派な人やきれいな人ばかりを追い求めるのは間違った考えです。人間は、人のために生きなければなりません。結婚する時も、その原則を忘れてはなりません。いくら愚かな人でも、美人よりもっと愛そうという心で結婚しなければなりません。福の中で最も貴い福は神の愛です。結婚は、その福を受けて実践することです。その貴い御旨を理解して、真の愛の中で結婚生活をし、真の家庭を築かなければなりません。」
とありますが、「結婚する時、立派な人やきれいな人を探し求めるのは間違っている」というのです。普通は、立派な人、きれいな人を探し求めますね。愛というのは高いところから低いところに流れて平準化するというのがお父様の教えです。
とすれば、 立派な人は、立派でない人を求めなければいけませんね。きれいな人はきれいでない人を探さなければいけませんね。それが、神様の愛を相続することです。そうすると、すべての夫婦が互いを理想相対と思うでしょう。(笑)それくらい堕落人間は自尊心が強いのです。
昨年、やなせたかしさんが94歳で亡くなりました。アンパンマンの作者で有名になった人です。ところで、アンパンマンは、自分の顔を人に食べさせます。ヒーローはかっこよくないといけないのに、一番大事な顔が崩れるのです。アンパンマンは、自己犠牲のヒーローなのです。
これをテレビ番組にした日テレの武井英彦さんは、みなから反対されたそうです。顔が崩れるヒーローは気持ち悪いと。 しかし、これは大人の感覚でした。説得するのに2年かかりましたが、放送が始まると、大人気となったのです。
やなせさんには、ちひろさんというとっても愛していた弟がいました。やなせさんは東京帝大に、ちひろさんは京都帝大法学部に進み、将来を期待されていました。そんな中で、太平洋戦争が起きたのです。ふたりとも出兵して、やなせさんは生還しましたが、ちひろさんはバシー海峡で撃沈されなくなりました。
小さい時は、コンパスで書いたようにまん丸な顔だったそうです。学生時代は、マント姿がかっこよくて、とても慕われていたそうです。そんな弟は、学徒出陣になる前にみずから志願して、回天特攻隊まで志願したそうです。自分を犠牲にして国を守ろうとした弟が、生涯忘れられなかったそうです。
何かがヒットするにも背景があるのですね。そして、愛する人が霊界・地上界に別れながら、繋がりを持って生きているひとは運勢があると思います。霊界の協助があるのです。
あの時、戦争で犠牲になってくださった英霊たちは、ほとんどが大正生まれの青年たちでした。大正という時代の犠牲が昭和に結実したのだと思うのです。前の時代の犠牲が、今の時代の運勢を作っています。
同じように、 今の私たちの犠牲が、次の時代をつくっているのです。