【証し】書写の証し 「いじめる空気が変わる」

今日は私の息子の証しをさせていただきます。
息子は小4年生で、3年生の時から書写をしております。書写は子供と一緒にやったら良いと聞きやり始めました。子供にすすめてみると、「おもしろそう、やりたい」と喜んでいました。子供は小さい時、私がみ言を読んでいたら、心が落ち着くと言ってみたり、み言に対して純粋にとらえているのを感じていたので、書写に対しても受け入れられたのだと思いました。初めはお互い喜んでやっていましたが、そのうちケンカになることも頻繁にありました。
それというのも、本来書写というものは、朝、静かな心でやりましょうと言われているのに、私たちが二人でやれる時間は朝などは、とうていできません。学校が終わり友達と遊びから帰ってからになります。とにかく時間のない中でやらなくてはいけません。息子は疲れているし、時には、どなりながら書くという、とても理想とはかけ離れた内容でした。私もこんなことで良いのかと悩みながら書いていました。
しかしこんな出来事がありました。子供が3年生の時、「クラスで一人の男の子が嫌われていて、かわいそう、いじめに発展したらどうしよう」と、子供が相談してきました。子供は「皆が仲良く出来ればいいのに」と言っていました。それでこれ以上いじめがひどくならないように、二人でその子の為に書写をやろうと決めました。いじめる空気を変えていかなければならないと、母と子、心一つになって書写をはじめました。 すると、本当に少しずつ変わってきました。中でも特にいじめていた子供の態度も少しづつ変わってきました。
書写を二人で書く事でいじめる空気が変わっていった事は、確かなことです。誰も傷つかず変われたことは良かったと思いました。ある時は、学校でクラス替えがあり、新しい友達たちの中で、子供は不安そうにしていました。クラス替えの次の日の朝、また不安そうにしていたので、「書写の言葉を読んだら」といったら子供は、素直に読み、読んだ後は楽になったようで元気に学校にいきました。それからは、よく、朝に読んでから学校に行っておりました。
 子供は書写を書くことで書写をやった効果を感じる時もあれば、感じていない時もあるようですが、これからも信じて書写をやってほしいと思っております。ありがとうございました。