【証し】書写の証し 「親子関係が改善していく」(60代壮年)

本日は心の書写をし、文鮮明先生が解かれた「統一原理」学ぶ中で家庭の悩みが良い方向に変化していったHさんの証しを紹介したいと思います。
Hさんは、本人が66歳の時に奥様をご病気でなくされました。長い間、都バスの運転手をされ定年まで勤め上げて、現在は 40代のご長男さんと二人きりで生活をされていました。
毎日健康に気をつけてウォーキングを欠かさない健康的な方で性格も明るく、楽天的で真面目な方です。
しかし、一つだけ心配ごとがありました。それは長男さんのことでした。長男さんは以前、あることがきっかけで、ある事件を起こしてしまいました。
その頃から10数年間、心に深い傷と後悔をもち、引きこもりの状態になってしまいました。その時奥様は亡くなっており、2人っきりの家で、ほとんど親子の会話もなく、なぜこんな事件が起きてしまったのか、父親にもその事情を打ち明けてくれませんでした。
Hさんも親としてどうしてあげて良いのか、ずいぶん長い間、悩んできましたが、ほとんどあきらめの状態でした。
そんな時神様の導きで書写と出会い、統一原理の講座に通うようになりました。初めは難しさも感じましたが、Hさんなりに、理解を深めていきました。講座で家庭や親子のあり方を学び、親子の関係を見つめ直すきっかけとなっていきました。
そして、ちょうどその時に参加した統一原理の講座で同期だった、Hさんを含め3 人の男性がいました。3人の共通点は、皆さんすでに奥様を亡くされているということでした。
この 3人が一緒に家庭で書写会を始めるようになりました。統一原理を学び、毎月、書写し続けるうちにHさんの家庭の中に変化がおきてきました。
以前だったら決して部屋から出てこようとしなかった長男さんが、部屋から顔を見せてくれるようになり、私たちと会話も出来るようになりました。
それだけでなく、長男さんの部屋にも入れてくれて、いろいろ話すことが出来るようになったのです。話してみれば、長男さんは、このままの状態ではいけないと考えており、仕事も始めないといけないと感じていました。
それからみんなで長男さんを応援していくなかで、一緒に市役所の自立支援の相談窓口へと行き、最近、資格を取る学校に通いはいじめて、就職を目指して前進しています。
これまでの長い引きこもりの事を思うと、奇跡のようなことで、とんとん拍子に進んでいます。
Hさんは講座に参加した事をきっかけに、親子関係の回復に努力するようになってきました。少しずつ会話も増えてきました。一刻も早く長男さんが独り立ちして、いつか良い縁をもって結婚して家庭を持ってくれることを願っています。