私は以前から父との関係で悩みをもってきました。
私と父との間には長い間、大きな確執がありました。私の父は、私に対していつも理不尽な事ばかり言う人でした。愛情表現が下手な人で、小学校4年の頃、とてもショックな出来事がありました。
私がテストで100点をとったのですが、しかも苦手な教科で、確か算数だったと思いますが、その100点の答案用紙を父に見せた時のことです。厳しい父とはいえ、さすがの父もきっと褒めてくれるだろうと期待していたのです。
ところが父の言葉は想像と違いました。父は言いました!「そんなの取れて当たり前だ!お前が取れたということは、クラスみんな100点だったんだろう!」なんて言うのです!愛情のかけらも感じることができませんでした。
その時から、もう父には何も言うまいと心に誓ったのです。結婚した時も父からは2年間も反対されました。ですから、父がいる実家に帰るのも嫌でした。しかし母が亡くなった後、一人暮らしの父をほうっておくこともできず葛藤を感じながらも実家に帰るしかありませんでした。父に対する確執はいっそう強くなっていきました。
しかし、講座での学びは、私の心を少しづつ変えてくれました。統一原理を学び、文先生の恩讐さえも愛し続けた偉大な愛の生涯を知る中で「真の愛」で生きる価値観を知りました。『愛しがたいものを許し、愛し、一つになりなさい」と教えてくださいました。
そして、あるとき私は、愛しがたい父を許し愛する決意をしました。そしてアドバイスも受けながら、こんな風に考えました。「父のお母さんの立場にたって父を見つめてみよう。さらに、もし親なる神様なら父をどんなふうに愛するだろうかと、必死に想像しながら接していきました。
それは今まで許せなかった父を許すことですから、簡単ことではありませんでした。しかし、何度も自分に言い聞かせながら努力しました。そうしたら本当に変わることができたのです。仲良くなれたのです。
最近では父の方から、「今度はいつ来るんだ」とか、「また一緒にどこかに行こうよ」とか、「一緒に美味しいものを食べに行こう」なんて言うようになったのです。父のほうから寄り添ってくるなんて今まで一度もありませんでしたから、幼い頃に出来てしまった親子の確執が解けたことが、私にとって本当に幸せなことでした。
二つ目の奇跡は、夫婦間のことです。
学びの中で、夫婦の大切さを深く学んでいきました。私の夫は私より8歳下で歳が離れています。正直に告白しますと私は夫に対してずいぶん横柄というか、上から目線の態度をとることがありました。
よく母から「なんですか!その口のきき方は、ご主人対する態度じゃない!」と叱られていました。そんな私に講座の先生からこんなアドバイスをいただいたのです。「私の、いけない所は何ですか?と、ご主人聞いてみてください!そしてそれを改善する努力をしていきましょう!」というものでした。
これまでの私でしたら、そんな事聞くなんて、発想にもありませんでしたが、私は夫にちゃんと聞きました、すると夫は、なんと6つの項目を私に提示してきたのです。
それは「お掃除をしなさい」とか、「整理整頓しなさい」とか、「経理をちゃんとつけなさい」などの内容でした。その内容は今まで私がやってこなかった事ばかりで、葛藤も感じましたが、本当に悔い改めて、反省して、できていなかったことを素直に謝って、一つ一つ項目をクリアできるように努力していきました。
その6か条を紙に書いて台所のいつでも、見えるところに張って意識していきました。そしてひとつずつクリアしていくと夫はその項目を「これは、もういいよ」と途中で減らしてくれたりもしてくれて、最後の6項目目は「性格」についての事でしたが、夫は「性格は簡単に治らないし、しょうがないから、これはいいよ」と愛情を込めて減らしてくれました。
夫や父に変わってほしいと要求するのではなく、まず「自分が変わっていく」努力の大切さを実感できました。そして本当に関係が変わっていくことができたと心から感謝しています。
ここまで頑張れたのは、統一原理を学ぶ中で、”主人と一緒に素晴らしい家庭を築いていきたい”、”神様の祝福を受けて永遠の夫婦となっていきたい”という強い思いがあったので、自己否定さえも乗り越えていけたと思っています。
最後の奇跡は子供のことです。子供が小学校六年の時に癲癇の発作で軽い障害を患ってしまいました。それから20年近く、一日6錠もの薬を飲み続けて来ました。
ところが、書写をし統一原理を学び始めてから、一錠ずつ減ってきて最近では一日一錠で大丈夫なほど、検査のたびに脳波が正常に戻ってきたのです。来年にはもう飲まずに済むようになります。それも本当に奇跡のような出来事です。
文先生のみ言と出会えて、これまでなら困難と思えたことさえも、改善していった事を感じています。そして私自身も家庭も変わることができました。そして、多くの方々のご指導と支えに心から感謝しています。