【証し】書写の証し 「娘の神体験」(50代婦人)

私には高校生になる娘がいます。中学高校と吹奏楽部に入部し音楽に打ち込んでいました。そして高校生活にも慣れた頃、娘に大きな試練が与えられました。娘には苦手な友達がいます。その子はいつも批判的な意見を言ったり、先生に対して反発的な態度をとったりしていました。
文先生の言葉には、「苦手な人ほど愛する」という教えがあります。ですから娘はその子に対しても皆と同じように接し、苦手だからこそ、愛していこうと努力していました。
しかし、他の友達から「嫌だったら話さなくてもいいんじゃない」「何で仲良くするの」とその子に親切にすればするほど、他の友達から冷たくされ、仲間外れにされるようになりました。「自分がしたことは間違っているのか」と娘はずいぶん悩んだようです。
「周りに合わせてその子を避けた方がよかったのか」と悩みました。更に、娘に対して陰口を言ったり、言ってもいないことを噂されたり、何を信じたら良いのかわからなくなってしまいました。
挙句の果てに、自分自身を何度も責めてしまい自分の生きる価値まで見失うほど追い込まれてしまいました。
そして、「何で神様は私にこんな思いをさせるのか」、「助けてくれないのか」と悩んでしまいました。それから、だんだんと学校に行けなくなり、親にも相談できず、誰とも話をすることもできず、自分の世界に閉じこもっていきました。
私も親として何をしてあげたら良いかと悩んだ末、娘に、書写をすすめてみてはと思い「一緒に書写をしてみない!そして神様にお祈りしたら良いよ!」と話してみました。娘は悩みながらも、書写を始めてくれました。
その時の書写の言葉が「愛の刀で苦悩を断ち切る」というもので、娘にとって、ぴったりの言葉だったようで一生懸命に書写に取組んでくれました。更に神様に何度も何度もお祈りしていました。
娘はこんな風に祈ったそうです。「神様!なんで私がこんな思いをしなくてはいけないのですか、私は本当に必要な存在ですか」そう尋ねながら切実に祈祷をしました。
すると「あなたが必要だ。あなたは大切な娘だ」と神様が優しく語りかけてくれたと言うのです。神様の暖かい愛を感じ、涙が止めどなく流れたそうです。
娘は「ああ、自分は必要とされている、両親と神様がいつも見守ってくれていて、一人じゃないんだ!」そう強く悟ったそうです。そして「辛いときほど神様が共にいてくださり、見守ってくれているんだ」と強く感じたそうです。