私が19歳の時、父はお酒が元で亡くなってしまいました。お酒を呑むと手がつけられなくなり言葉では言えないありさまでした。父が亡くなった時は、家には一円のお金もありませんでした。それぞれが心に傷を持ちながら生活していました。
母は子供たちの為に一週間休み無く働いてくれていました。本当に苦労の多い母です。そんな中、私はこんな家庭環境を頭では分かっていても、やはり恨みたくなる気持ちでした。そして弟も、思い通りにいかない怒りや思いを抱えながら仕事も転々としていました。そんな苦しみの中で、私は統一原理に出会いました。
統一原理の講座の存在を知り、この講座に参加したら何か変わるのではと確信に満ちた思いで参加しました。
統一原理を学んでいるうちに、心は変化していきました。生きる希望を感じました。真の愛とは、家庭のあり方とはなにか、恨む心が少しずつとけて、私の心は解放されていきました。
そして毎週1時間かけて、講座に足を運んでくれました。母には「統一原理の学びを休まずに参加したら弟に良い事あるよ」と。母が勉強に「疲れたぁ」と言うたび弟に良い事あるよと言うと、息子の為だったらと言いながら続けてくれました。
その後、弟も書写会をきっかけに統一原理を学び始めました。家庭の大切さ結婚の意義と価値を学びながら、結婚に前向きなっていきました。それは母の念願でもありましたので、弟の口から「結婚して家庭をもちたい」と言う言葉を聞いた時、その時の母の嬉しそうな顔といったら、皆さんにお見せしたかったです。
その頃、母に電話すると、弟が元気に仕事に行っていることや、弟が最近、変わったよと嬉しそうに私に話してくれます。統一原理を学びながら、弟は本当に変わったと感じました。以前よりさらに、やさしく、たくましく、前向きで頼もしい弟です。また、これまで、弟や母のことを、十分に解ってあげられてなかった、自分の姿にも気づかされました。
私は母に言ったことがあります。
「お母さん、いちばん大変な時、逃げずに私達の傍にいてくれたから、今の私と弟が要るんだよ」
「お母さん ありがとう」
すると母は、「私の人生も無駄じゃなかったんだね」と言ってくれました。
統一原理に出会い、生き方が変わりました。過去の痛みや苦労は無駄じゃなかったと感じます、今は希望があります。私は、統一原理に出会い、父の優しい笑顔と手の温もりを思い出すことができました。そして家族が離れる事なくずっと一緒に居られると思える事に感謝です。
母と弟を、いっぱい幸せにしたいと思っています。
ありがとうございました。